福岡市営地下鉄の路線図、運賃や時刻表、定期料金について

投稿者: hobby 投稿日:

 

福岡という都市は人口の面でも商業的な面でも九州で一番の大都市です。ただし土地面積でいうと以外に狭く、北を海、南を背振山系に囲まれた密集型の地方都市です。
こういっては、気を悪くする人もいるでしょうが、福岡市の西の境から東の境までの距離は日本有数の政令都市としてはちょっと物足りないものがあるくらいです。もちろんそれが福岡市を元気な街と位置付ける一つの理由でもあるのですが。
福岡市営地下鉄の路線図を見てみると、都市の規模に対して、路線は結構あっさりして見えるのもそんな理由からです。

福岡市営地下鉄の路線図

福岡市の中心を東西に結ぶ空港線、西の「姪浜駅」から「福岡空港駅」が東の端になります。その間に13の駅、次の駅までおおよそ2分間隔です。
西の「姪浜駅」はJR筑肥線と共有されており博多駅側からこちらへ来る場合、この「姪浜駅」が終点になる電車と唐津方面へ連絡する電車とがあります。地下を走っていた電車は隣の室見駅を越えると地上に姿を現し、この「姪浜駅」は地下鉄の駅でありながら、地上にホームがあります。
福岡市営地下鉄の空港線は西南学院大学を抱える「西新駅」、憩いの場「大濠公園駅」、福岡市で一番の繁華街「天神駅」、有名な歓楽街「中州川端」、JRと結ぶ「博多駅」そして「福岡空港駅」となります。言うまでもなくまず必要と迫られたポイントを結んでいる、福岡の発展に重要な役割を果たしてきた路線です。
「姪浜駅」から「福岡空港駅」までが25分程度で到着するあたり、いかにも先ほど触れた集約都市らしいですが、JR博多駅と空港を地下鉄がたったの2駅、時間5分で結んでくれる便利さといったら、日本中に目を向けてもなかなか見つかりません。

姪浜駅からの乗車で気を付ける点

「姪浜駅」側から乗る時、福岡空港行きに混じり、貝塚行きも走っています。貝塚行きは「中州川端駅」から福岡市営地下鉄箱崎線へと分かれるルートです。路線はあまり込み合っていないので、基本、行先の間違いに神経質にならなくてもよい福岡の地下鉄でこれだけはちょっと気をつけなければなりません。「中州川端駅」は空港線のホームと箱崎線のホームが2層構造になっています。
箱崎線は「中州川端駅」「貝塚駅」を含め7駅の路線です。空港線に比べ利用客数は減りますが、県庁や筥崎宮を経由する大事なルートです。また、貝塚駅は西鉄貝塚線と連絡しています。
次に七隈線です。2005年に開通したこの路線のおかげでそれまで横一文字に見えた路線図がようやく交差するような図になってくれました。厳密にいうとまだ他の路線と繋がっていないので交差と言ってしまうのはおかしいのですが。

七隈線

七隈線は西の終点が「橋本駅」です。福岡市には都市高速道路が市街地を環状に描いています。ざっくりし過ぎた表現ですが、「姪浜駅」その10時地点、「橋本駅」は8時地点という感じです。東の終点は「天神南駅」です。空港線の「天神駅」まで徒歩15分程度南に位置します。現在、博多駅まで延伸工事中です。現在のところ交差する線はまだ繋がっていません。3本目の路線となると空港線と違い、商業地区というより住宅地を結ぶ線になりますので南北に直線という形にはなっていません。「福岡大学」駅までは南に延び、以降は西へ方向を変えています。16の駅を結び、「橋本駅」から「天神南駅」までおよそ25分の行程です。

 

福岡市営地下鉄の時刻表

福岡市営地下鉄の時刻表は駅にもよりますので一概に言えませんが始発駅で平日5時30分くらいから、当然路線中ほどの駅なら5時50分が始発だったりします。終電は24時前後、朝8時台で15本ほど、9時台で約11本が走っています。ダイヤを気にせずとも数分おきに電車が来るイメージです。ただ、空港線のラッシュ時はそれでもかなりの混雑ぶりです。

ラッシュ時以外でも1時間に7~8本来ます。貝塚線も1時間に7本ペースです。ただし、貝塚線の場合ラッシュ時も7本ペースのままです。
七隈線はほぼ空港線と同じペースで走っています。細かいことを言うようですが、利用客数は空港線より幾分落ちますので、利用において座れる確率は空港線より七隈線の方がかなり高いのではないでしょうか。
日曜、祝日はさすがに毎時1割程度本数が減りますが始発や終電の電車はほぼ平日と同じです。それほど極端に不便になるというイメージではありません。

七隈線の電車は空港線や貝塚線のものと違い、リニアモーターミニ地下鉄というタイプが採用されています。先頭車両は運転士さんの背中越しに前方がよく見える作りになっており、逆に一番後方はリヤウインドウに面したシートに座り、流れ去る後方景色を見ることができます。もちろん景色といっても地下鉄の暗い線路上のことですが、小さいお子さんは喜ばれるかもしれません。

 

福岡市営地下鉄の料金

福岡市営地下鉄の料金はその距離に応じて1区から5区と区分けされ、1区200円、2区260円、3区300円、4区330円、5区350円となります。
具体例をあげると、博多駅から天神駅までは途中2駅を越えぎりぎり1区の区間なので200円。姪浜駅から博多駅まで行くのは3区で300円となります。姪浜駅から途中貝塚線へ入り貝塚駅まで乗ったとすると4区330円となります。七隈線の西側4駅あたりから、空港線の福岡空港駅まで行った時、又は、天神駅から折り返し姪浜駅まで行った時は5区350円です。子供料金は330円区間が170円とおおそよ半額になります。
定期券は通勤通学用に1.3.6カ月の種類が。通勤定期で1区1カ月8020円。通学定期は同じく1区1カ月が4940円。1区200円が25往復してちょうど10000円です。週休二日制のサラリーマンにとってはそれほどの割引率でもないようです。

また、「ちかパス」と呼ばれる乗り降りの駅に制限のない乗り放題タイプの定期もあります。こちらは大人12340円、学生7200円です。出不精の大人はさておき、アクティブな学生さんにはこちらの方がお得かもしれません。
料金について福岡市営地下鉄独特のものが七隈線「天神南駅」と空港線「天神駅」の連絡です。そのルールは仮に七隈線の「梅林駅」から「博多駅」を目指す場合、「天神南駅」で緑色の料金ゲートから出る必要があります。差し込んだ切符はまた出てきますので忘れずに取ってください。オレンジ色のゲートは「天神南駅」が目的地の場合です。それから天神地下街を10~15分歩き空港線「天神駅」へ。ここで乗る時は先ほどの切符を再度差し込んで博多駅まで向かいます。これで、「梅林」「天神南」間の300円プラス「天神」「博多駅」間の200円ではなく、「梅林」「博多駅」間330円と計算されます。注意するポイントは「天神南」と「天神」までの間を2時間以内に移動すること。2時間を超えると乗り換え連絡として認識してもらえなくなります。

時間としては慌てずとも余裕で着きます。うがった見方をすれば、地下街でのショッピングも期待して2時間と設定したのかもしれません。七隈線は数年後「博多駅」まで延伸開通しますのでこのルールもそれまでのことではありますが。

まとめ

さて、延伸工事と言えば、2016年11月に大きな陥没事故が発生しています。これにより、七隈線の延伸工事完了は当初の2020年から2022年へと変更されています。事故発生から、原因究明や再度の安全確認に期間を費やしたので当然のことですが、無理な工程を組まず慎重に進めて欲しいものです。七隈線が「博多駅」と繋がれば、より一層の発展が見込まれるでしょう。
福岡市が面積の狭い一極集中都市であることは冒頭触れましたが、それだけに観光客にまだあまり知られていない穴場スポットがも移動距離が短い中に集中している魅力のある街でもあります。観光客が通り過ぎてしまう駅にも紹介すべきスポットが多々ありますので、福岡市営地下鉄の担う役割は今もこれからも重要なものがあります。

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